大人になるとは?

近代以前の社会では、成人する、つまり、大人になるというのはどういうことなのかハッキリしていました。
成人になるための儀式を通して、そのコミュニティに統合される、そうした筋道が明らかだったわけです。
しかし、近代以降はそうした筋道が消滅していきました。
一応、現在でも成人式は各自治体が主催して行っていますが、ただのイベントと言って良いでしょう。
それを契機に大人になるなんて深い意味は無くなっているように思います。
その結果、どんな状態が起きているのでしょうか?
それは、いつまでも大人になりきれない人が増えているのです。
これは近代社会共通の悩みと言えるでしょう。
現在、起きているニートなどの問題もその一つと言えるのです。